"東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ”
言わずと知れた菅原道真公の名句ですね.
道真公カッコいい.
昔はただ現状を嘆くばかりの歌だと思っていたけれど
今聞くと,それだけじゃない深みを感じる.
例えば,自分の部下たちあるいは家臣たちへの餞の歌にも聞こえるしね.
去るものと残すもの
去りゆく自身と後に残るであろう自分の作ったもの
そして別に恨み言が含まれているわけじゃないかっこよさ
歌の背景的に若干の無念さは感じるものの
梅の花と東風で清々しさすら感じる素晴らしい歌ですね.
なんか,一人で気づいて感動したので書いてみた.
太宰府に行きたくなるし,北野天満宮にまた行きたくなりました.
2 件のコメント:
自分は連絡よこせよって感じで受け取ったかな。相変わらず趣味が良いね。
>MASAさん
ありがとうございます.
確かに,連絡よこせよなんですが
花を咲かせて名が風に乗って聞こえるくらい
立派になれよって言うふうに
今のオレには思えたんですよね.
そんな感じで感動を憶えたわけです.
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